なでがたほけんにっき

保険のことをつらつらと

保険種類について

 

保険と一言で言っても、たくさんの種類がありますね。数が多いとなんとなく敬遠してしまうものですね。

 

初投稿でもあるので、まずは簡単にどんな種類の保険があって、どんなことに備えることができるのかについて書きたいと思います。

 

まず、保険は大きく2つに分かれます。

「生命保険」と「損害保険」です。

 

今回は前者について、書いていきます。

損害保険については、またの機会に。

 

「生命保険」と書きましたが、この言葉には2種類の意味があって、広義の生命保険と狭義の生命保険があります。

 

広義の生命保険は、簡単に言うと「人」にかける保険全てを指します。よくCMをしている医療保険がん保険は、広義の生命保険に属します。

 

狭義の生命保険は、死亡保険のことを指します。簡単に言うと人が亡くなったときにお金が出る保険のことですね。

 

混ぜて書くと誤認や混乱を招くため、この記事においては、広義の生命保険のことを「生命保険」、狭義の生命保険のことを「死亡保険」と表現します。

 

さて、前置きが長くなりましたが、生命保険の種類についてです。かなりの種類になります。どういうリスクに備えることができるのかを書いていきます。

 

具体的な値段や保障額には、今回は言及しません。理由として、年齢や性別によって同内容でも全く違うから、必要な保障額が人によって異なるため、簡単に断言はしたくないからです。

 

では、長くなりますがお付き合いください。

 

医療保険

 

入院に備える保険。病気ケガ問わず、入院したときにお金が受け取れます。

「治療費等の入院費用に備える保険」

 

がん保険

 

がんになったらお金が受け取れる保険。なったタイミングでお金が受け取れるもの、がん治療をしたらお金が受け取れるものなど、様々あります。

「がんにかかる治療費に備える保険」

 

③三大疾病保険(特定疾病保険)

 

がん、脳卒中、急性心筋梗塞の三大疾病になったときにお金を受け取れる保険。がん保険より疾病範囲を広げたものになります。会社によっては、範囲を生活習慣病(糖尿病なども対象)に広げたものもあります。

「重い病気の治療費に備える保険」

 

④就業不能保険

 

最近話題。長期間働けなくなったときにお金が受け取れます。医療保険が予定外の出費に備えるのに対し、こちらは予定収入の減少に備えることができます。

「働けなくなってお給料が減ったときに備える保険」

 

介護保険

 

「自分が」介護状態になったときにお金を受け取れる保険。国の制度である要介護状態になった場合にお金が受け取れる保険が多いです。

「自分が介護状態になったときにかかる介護費用に備える保険」

 

個人年金保険

 

足りない(であろう)年金を自助努力で補う目的で入る保険。保険は税金メリットがあるため、やらないよりは、やったほうがいいもの。ただ、途中で辞めると損してしまうものが多いので注意。老後用の積立。病気やケガや死亡でお金がもらえることはない。

「老後生活資金に備える保険」

 

⑦学資保険

 

子供の教育費積立。契約する親が途中で亡くなったら、18歳までの積立を保険会社が代わりにやってくれる。亡くならなくても、ちょっと増える。

「教育費用に備える保険」

 

⑧死亡保険

 

亡くなったときに遺された人がお金が受け取れる保険。めっっっっちゃ種類多いです。

大きく分けると3つ。

 

1.定期保険

 

保険を持つ期間を定めて、その間に亡くなったときに遺された人がお金を受け取れる保険。期間のあとに亡くなっても遺された人はお金は受け取れない。「かけすて」と呼ばれる、積立機能は(ほぼ)皆無な保険。そのかわり、他の種類の死亡保険と比べると遺された人が受け取れる金額が超多い。

「遺された人の生活費や教育費など大きな出費に備える保険」

 

2.養老保険

 

保険を持つ期間を定めて、その間に亡くなったときに遺された人がお金を受け取れる保険。期間のあとに亡くなっても遺された人はお金を受け取れない。

ここまでは、定期保険と同じ。違いは2つ。1つは、「かけすて」ではないこと。養老保険は、期間の終わりに、払ったお金と同じくらいのお金が返ってきます。2つめは、遺された家族が受け取れる金額が定期保険と比べるとかなり少ないこと。

「貯蓄をしながら遺された人の教育費や生活費の一部を備える保険」

 

3.終身保険

 

名の通り、身が終わるまで続く保険。上記2つと違い、いつ亡くなっても遺された人はお金を受け取れる。そして、養老保険と同じく、貯蓄の機能もある。保険を辞めれば「解約返戻金」として、お金を受け取れる。そしてこれもまた養老保険と同じく、遺された家族が受け取れる額は定期保険と比べると小さい。

「いつ亡くなっても必要なお金(お葬式代など)に備える保険」

「貯蓄をしながら遺された人の教育費や生活費の一部を備える保険」

 

 

 

ざっくりの紹介になりましたが、今回は以上とします。これで全部というわけではないですが、これくらい知っていれば十分かと思います。どんな人にどんな保険が必要かについては、またいつか別の機会で書きたいと思います。

 

なんとなく理解できれば幸いです。では、また気の向いたときに。